出会いプロセス

少女漫画のような本当の出会い

少女漫画のような本当の出会い

男女の出会いでドラマチックなものなどそうそうないだろうと思っていました。
ところが、大学の時の出会いはまるでドラマのようでした。 少女漫画によくあるように大学の図書館で本を取ろうとしている私に ひょいとその本を手渡してくれた男性がいました。大学の中でも雰囲気のある 図書館という静かな場所で、出会ったその人は色素が薄い感じで髪がさらさらの 知的な男性でした。こんなに綺麗な男性に出会ったのは初めてで思わず見とれて しまったくらいです。
その時は本当にそれだけのことで、本を取ってくれたお礼を言っただけでした。 何千人もの学生がいる大学で、またその人に偶然出会える確率はとても低いだろう ということは分かっていましたので、去っていく後姿をうっとりと眺めていただけでした。
その人と再び出会ったのはサークルの自己紹介でした。二百人ほどの部員がいる大規模な サークルでしたので、同じサークルの先輩だということにちっとも気づいていなかったの です。先輩はふたつ上の学年でした。思わずまたじっと見つめてしまいました。すると サークルが終わった後に先輩から声をかけてもらえました。同じサークルだったんだね、と 言われ覚えていてくれたことに舞い上がりそうでした。
それからなんとなく先輩の言うまま、付き合うようになりました。先輩には同じ学年に すでに彼女がいたので、秘密のお付き合いでした。先輩が卒業するまでの仲でしたが、 とても楽しい生活を送ることができました。